リョービのベルトジスクサンダBDS-1000のフェンス

のほほんさんのアドバイスでリョービのベルトジスクサンダBDS-1000のフェンスを作る。切削能力が強いのでフェンスがないとどうしても削っている間に傾いてしまう。詳しくはのほほん木工房。
鉄 板に穴開け後、8mmタップ(蝶ネジが8mmしかなかった)を切り適当な板でフェンスを立てる。当ネジで簡単に取り外せる。蝶番(映ってないが分かると思 う)にもう一方の板を取り付けて斜めにした。板がペーパーに接触しないように鉄板にフックを付けた。ストッパーも必要。

リョービのベルトジスクサンダBDS-1000の集塵

BDS-1000の集塵を常々考えていたのだが、のほほんさんのページを参考に簡単な方法を考えたので作ってみることにした。ヘッド部分が隙間だらけなので囲うことにしたのだ。以前、自動鉋でこしらえた集塵ボックス。同じようなものを考えた。取り外しも出来る、というかスリットにそって押し込むだけ。取り外しできないとベルトを立てたとき具合が悪い。以前の下側集塵孔からも同時に集塵可能。画面右側のワークテーブル下にも集塵を付けている。

鉄板に沿うように木っ端にスリットを掘る。次に上下を5.5mmベニヤでおおい、ホースに接合する部分は水道ジョイント。接着はボンドのみ。完成後、艶消し黒スプレーでペイントした。肝心の集塵能力だが、簡単工作にしては、まあまあ かな?!。トリトンダストコレクターに付属の集塵ソケットはテーパーになっていて、ほとんどのパイプを加えることが出来る便利もの。
 
のほほんさんのページにBDS-1000のノウハウが満載。

トリマー集塵

  トリマーで作業すると、ほとんどの切りかすは自分の方に飛んでくると思えるほど、 作業後は悲惨だ。そこで、なんとか集塵したい。看板を掘るついでに、試してみることにした。やっつけなのだが効果は抜群、ほとんど切りかすは飛んでこな い。ホースは天井から吊って滑らかな動きを確保する。
  トリマーには落ち込み防止にアクリル板(5mm厚、140×140mm)、少し大きめな 物を付けている。トリマー手前の穴位置の右側を、百均のA4クリアケースを適当に切って(紙を切って形を取る)セロテープで止めている、彫り込む位置が見 えなくてはならない。片方から集塵機のホースを突っ込んで吸い取る。アバウトだがなかなかの効果抜群。マスクもゴーグルもなし。もう少し見栄えのいいもの にしたいのだが、メーカーに考えてもらわないと無理。ビット周りを密閉し、横ちょに集塵カプラをつければ出来上がりなのだが、メーカーは、道具は作るが使 わない、のだった。
  そこで、少し改良してみた。ただホースを突っ込んだのでは外れやすく見栄えが悪いので、ホース止め具を付けてみた。

手動スピンドルサンダー

 穴を掘った後、穴の木肌を整えたいときや、曲面にサンダーを掛けたいときがある。軸付サンダーセットをオフコーポレーションで購入。ドリルスタンドにドリルを逆さまに付ける。これで簡易だが手動スピンドルサンダーの完成。ドリルスタンドは作業台にクランプで固定。
 軸付サンダーセットはボール盤に取り付けて使うこともある。安いのに十分な働きをしてくれる。下の木っ端は簡易テーブル。

ドライバーの電池

 12Vの旧製品、松下電工ナショナル製のドライバー、インパクトを持ってる人は多いと思う。私も4本持っている。電池はかれこれ8本。どれも弱くなった。電動ドライバー、電池がなければ即ゴミ。このタイプは電池の販売もなくなった。リョービのインパクト100V CID1100も念のため購入。ドライバー、インパクトをあまり使わない人には100ボルトタイプを薦めている。

 オークションに出品されている詰め替え用の電池を買ってみることにした。これで蘇れば安上がり。果たしてどうなるか。作業マニュアルはPDFで同社にある。オークションでなく同社のホームページでもネット販売している。

 結論、作業は難しくはない、電気は素人でハンダも下手、でも再生できた。スポット溶接もマイナスドライバーでこじれば外れた。問題といえば新しい電池のノブになかなか半田が盛らないことと、スポット溶接のタブがやはり外しにくく、外れても変形する。何とか平らに戻し、半田を適当に付けて外れたらやり直す。新しい電池のタブを少し持ち上げてやれば接触不良は無いだろう。マニュアル通りやればなんとか出来る。これで当分ドライバーがゴミにはならない。

 電池を送って詰め替えてもらうことも出来るが、面倒でやや割高、送料もかかる。検索してみるとセル交換のサイトはある。ただ交換できるタイプは少し背の高い松下電工12V3.0Ah EZ9200。中古のバッテリーがオークションで売られていることに合点がいった。少し高いがEZ9200で検索すると互換電池7450円、送料580円というのもある。電池は高い。100ボルト仕様が結局安いかも。工作には星形ドライバー、ハンダセットが必要。

ジグソー4360(マキタ)とリョービYJ-50V

  曲線を切ることはほとんどないので出番は無い。直線切りには不向き。電動マルノコは音に迫力があるので、女性はこちらを好むらしい。フェンスを使えば直線も切れないことはないだろう。テーブルにセットしてホゾの切り込みを入れられないか考えている。
 アクリル板やアルミ板にはマルノコを使いたくないので、ジグソーを使う。金属から木材までいろんな歯を瞬時に取り替えられるので便利だし、歯が安く使い捨てなのもいい。替え刃には2種類AとBタイプがある。持ってるジグソーに装着できる方を選ぶ必要がある。円切りの治具もある。
 アクリル板を切る場合はテープを張った上を切ると摩擦熱で溶けるのを防ぐことが出来る。

小型カクノミ7300S(マキタ)

 マキタの小型カクノミ7300S。四角い穴をあけるのに使う。セット出来るノミは、 6.4mm、8mm、9.5mm、12.7mm、15mm。すべてマキタ小型角ノミ専用品となっている。だが市販品も使ってる。参考までにサイズを書いて おく。ドリルチャックでキリ部分は9.95mm、ケース部分は18.95mmくらいまでくわえられるようだ。
 手ノミでホゾ穴を掘るのはつらい。 穴が深いと難しい。従って機械力にたよることとなる。が、なにぶん軽い機械なので力強くサクサクとはいかない。台に固定する必要がある。合板に固定し作業 台にはクランプで留めるつもり。木の繊維に対して横方向には、あらかじめ手ノミで切り込みを入れておかなければ、欠けたりする。大まかに掘り下げ、最後は 手ノミで仕上げる。通しの穴を掘る場合は両方から掘って貫通させる。表のサイズを裏に写すには罫引きを使う、これしかない。測るのは禁物だ。音はかなりう るさい。台のXYスライダーは少しがたつく。日立の角ノミBS15Yと迷った。

マルノコ

 おなじみ手で持つ電動のマルノコ。大工さんは華麗に操る。自分の指を治具にして端を切り落としたりする。フリーハンドで正確に直線を切る、しかも速い。マキタの160mm5617CBA・5638CBAとマキタ防じんマルノコ 5035KB、充電池式の松下電工POWER CUTTER EZT502(コードレスも買ってはみたもののあまり出番は無い)。
 それぞれに定 番マルノコ用治具を大小作った。手で押さえる部分も忘れず確保。適当な幅のベニヤ(シナベニヤがきれい)などにフェンス(L形アルミチャンネル)を両面 テープとビスで取り付けた後、右側を1回切断すれば正確なノコ歯の通る位置を持ったフェンスが出来上がる。Lチャンネルは片方が低い物を使う(両方同じだ とモーター部がフェンスに当たるので歯を多く出せない)。治具の右端を墨線に合わせれば正確に切断できる仕掛け。これなくして直線は不可能。
 下 に捨てベニヤ(コンパネ12mm)を敷く。ノコ歯の出は2mm程度捨てベニヤに食い込ませる。これでバリを抑えることも出来る。従ってフェンス治具ベニヤ の厚み(9mmを使用)+材の厚み+2mmがノコ歯の出ということになる。Lチャンネルはたわむようではうまくないので、厚手のもの(厚さ2mm以上)を 使用する。
 ベニヤの長辺(長手1800mm)など長尺物は特大フェンスクランプを使う。オフコーポレーションで 購入。この場合はノコ歯までのクリアランスを知るために5.5mmベニヤを同様の方法(フェンスにベニヤの端材を当てて、1回切ればOK)で切り出してお く。ノコについているプラスチック片=写真=はペットボトルを切ったもの。切りくずが前方に飛び散るのを多少押さえる。かなり切りかすが飛び散るので集塵 機は必須。純正で前方にカバーが無いのが不思議だ。マルノコ集じん用プラグはオプション。安いものなので最初から付いていればと思う。集じんマルノコの方は さすがに80%くらい集じんできていると思う。

電動カンナ

 電動カンナは4種類くらいある。自動カンナ、手押しガンナ、超仕上げカンナ、 そしてハンドタイプのカンナだ。自動カンナは材の厚みをそろえるためのものとはいうが、私のは精度がイマイチ。刃の調整が出来てないのかもしれない。木く ずはすさまじい。集塵できるように背面に自作ボックスを付けてみた。これでかなり集塵できる。手押しガンナは面を作る、直角を出す。音は持ってる電動工具 の中でナンバーワン。耳栓を買った。少し高価だが、この二つの鉋が一緒になったものもある。材の全ての面が直角でなくては始まらない。素人木工では高価な ものは買えないから、写真の2つはいわば国産定番商品。
 ハンドタイプの電動カンナは各社からいろんな寸法(幅)が出ている。刃を研ぐタイプより 替え刃式が便利だろう。出来るだけ幅の広い155mmを買った。刃幅以下の材を削る場合はいいが、広い板では筋が残る。出来るだけ少なく削り、最後は手鉋 で仕上げなければならない。真ん中は曲面カンナ(凹面を削る)。面白そうなのでオークションで買ってはみたものの、未だに一度も出番はない。前の持ち主も 出番がないようだった。超仕上げカンナは手鉋の電動版のようだ。実物は見たことないが、ベルトで材を送り、刃は斜めに付いているように見える。 

 平面を確保するのはほんと難しい。いい道具を買えば、精度は高まるが、作るものは限られている。素人は時間をかけて好みのものを少量作ればいい、とはいえ1mm  をサンドペーパーでは削れない。

サンダー

 素人木工では、最後はサンダだ。 これなくして滑らかな平面は存在しない。各種使うが、集塵機能付きでなくてはならない。細かな(5ミクロン以下)の粉塵は体に悪い。マスクはもちろん必須。サンダーやマルノコ、掃除などの後は作業終了までマスクは外さない。舞い上がった粉塵は容易なことでは落ちない。サンダーに袋が付いてるだけだが、 塵能力は高い。集塵機能がないものは、出番がなくなった。
 ぺーパーを3種類使用する。荒#60、中#120、仕上げ#240。場合によ り#400も。ペーパーを変えるのが面倒なので3台使う。DIY用の安物で間に合わす。マキタはブルーがプロ用、グリーンはDIY。サンダーはこの他ベルトサンダーの手持ち(日立SB 8TB)と据え置きベルトジスクサンダ(リョービBDS-1000)を使う。手持ちベルトサンダの方は粗めを付けている。削れすぎるため、出番はあまりな い。
 据え置きは手で持った材を削る。荒#80は筋が残るが、小さな材の目違いを取るときなどは重宝する。細かな材の面取りなどにも使う。80番と120番を掛けた後、手で持つタイプのサンダー3種類を順次掛け平滑にする。据え置きベルトサンダの手前にある黄色の棒状のものは、いわゆる消しゴム。ベルトの目詰まりを一瞬にして取り去る優れものだ。ベルトジスクサンダのベルトは、なかなか木工では減らない。

コンプレッサー

 コンプレッサーが故障した。モーターが回らなくなった。もう10年以上使ったものでホームセンターで売ってる安ものだったが、よく働いてくれた。コンプレッサーは掃除機と同じぐらい役に立つ。木工でも使用するようになった。

 

  1. 埃を払う:タンスの裏など一吹きすれば出るわ出るわ、目詰まり、機械や木工道具のダスト、掃除機を掃除する、サンドペーパーをかけた後
  2. 空気を入れる:タイヤ、ゴムボート、浮き袋
  3. 乾燥:濡れたリールや釣り竿、スキーやスノボーのビンディングや取り付け穴
  4. 洗浄:エンジンルームや機械
  5. 吹きつけ:塗装(自分はまだやったことがない)
  6. エア工具の使用:タッカー、エアレンチ、エアインパクト

  ざっとこれだけでも持つ価値はある。細かいところの埃はなかなか取れないし、水をかけられない所もある。主な用途は、ほこりはらいと木工で抽斗の側板などをボンドを付けたあとタッカーで止める。フローリングをフロア釘で止めるのは素人には無理と思い、耐久性はどうか分からないが、ボンドを塗ったあとタッカーで止めた。タッカーは釘のものとホチキス型のものを使い分けている。どちらもホームセンターで売ってる安いやつだが使用頻度が少ないのでこれまで問題はない。今回2馬力をホームセンターで買った。24800円だった。値段以上の働きをする。無くてはならない道具だ。オイルを欠かさないことと、エア工具に油を数滴入れてやることが注意点。空気を圧縮するので水が溜まる。エアーに水が混じるので間にフィルターをかませている。使用後の水抜きも必要。放置するとタンク内が錆びて、ドレンから赤水が出るようになる。

タッカー

 エアーで釘を打つ道具。種類が多く買うとなると迷う、しかも高価。各社とも名前が微妙に違うのでさらに迷う。メーカーはマキタ、日立、MAX、カネマツなどがある。釘の種類によってガンも変わるし、扱える釘の長さも変わる。よってほとんどのガンが専用の釘しか打てない。ネイル(ネイラ)とステープル以外は無視する。高圧とあるのはコンプレッサーが高圧でなければならないので、無視。ピンネイラーはまさしくピン(釘の頭が無い分、穴が小さくてすむ)で、これも無視。
 ■細い釘(ネーラー)が100本ほど連なった板状のものをガンにセットする。打ち跡は小さい。昔からあるカラーネールという色のついた細い釘、頭も小さく目立たないので化粧板などを止めていた。長さは10〜50mm、色も数種類ある。ガンによって扱える長さは違う
 ■ホチキスの針のようなもの(ステープル)。幅がホチキスより狭く、脚が長い。長さも各種ある。椅子の張り替えなどにも使える。フロアー用ではステープルの足に接着剤の付いたものもある。床は鳴るのが怖いので接着剤(私は根太用接着剤を使った)を併用するのが賢明と思う。ステープルは接着剤付きを使う。
 素人内装工事では、金づちで打つのはつらく、フロア釘(スクリュー釘)などは、とうてい打てるものではない。機械に頼るほかない。問題は後々使う機会があるか、ということだが、ほとんど出番はない。従って耐久性はいらないから、ホームセンターで売ってる安い工具で十分。ただし、故障は覚悟しなければならない。ほとんどの普通圧(8kg)コンプレッサーで使用可能と思う。ステープルという名がホチキスの方かネイルの方かは分からない、両方そう呼ぶのか。どうらやネイラーは釘のようだ。ホームセンターで両方買える。写真は抽斗の側板を組むためのジグとコーナークランプ。手で押さえてタッカーを使うのは危険。