庭のテーブル

 庭のテーブル(季節外れに安く買った)が長年の風雨で朽ちてきた。現在この手のテーブルはホームセンターに見当たらない。最初から作るとなると材料費がバカにならない。とても買った値段では作れない。2×4で作るとしたらどれだけかかるか。作るより買った方が安い。困ったことだ。世の中ちょっと変なのだ。
 まずはオークションで材料調達。ゆのき農林業さん(杉 間柱・筋交い 乾燥プレーナ 背板挽き 4000×27×120mm、5枚組)が3600円。やや材は薄いが良しとする。1枚(4000mm)で1200mmが3枚取れ、現在のテーブル寸法にぴったりだ。
 早速修理にかかる。天板を外し他の部材の点検。ほぼ問題ないようだ。従って天板、座板のみ交換となる。以前のビス穴は利かないかもしれない。新たに垂木を打ち付ける。
 塗装はキシラデコール、カスタニ。2回ほど塗った。

そば打ち台

 そば打ち台を頼まれたので、シナランバーコアを薦めた。板を接いだりする必要はない。ホームセンターで買えば即出来上が る。21mm×915mm×1825mmとサイズが大きいので半分にしてもらえばちょうどよい大きさとなる。半切も売ってるかも。材料は買ってきてもらっ た。結構軽い、持ち運ぶらしいので21mmで正解だったかも。
 木口の心材が見えてしまうので、ヒバの端材で枠を施した。角材にしてから現物合わせで留めに切り、すべてボンドでいも接ぎ。幸いベルトコーナークランプが使えた。中ほどに隙間が出るところもあるので、長いクランプも足して締め上げる。塗装は無し。

フードストッカー

 単なる格子状の棚。幅が狭く通路に設置している。買い置きの缶や瓶類を置く棚だ。タモ集成材。中の棚は相欠き、少しブカになった所もあるが問題なかっ た。ビス留めなのでダボ埋めしている。塗装はなし。幅木を避けてないので壁に密着できない。壁に止めてないので多少不安定と思うが、まだ倒れてない。

テレビラック

 弟に頼まれてTVラックを作った。先日父が米寿となり、兄弟でTVをプレゼントし た。これまでのTVラックはブラウン管の重さに耐えかね、天板がずいぶんたわんでしまっていた。今度のTVはスタンドが高いのでラック高を下げ、和室用の デザインとした。引き出しの取っ手が少々無骨だが我慢してもらおう。和室なのでキャスターは無し。
 30mm厚の集成材で作成。42Vの幅は約109cm。幅いっぱいのラックにしてもTVが軽いので強度的には問題ないと思う。タモを使いたかったが、余り物で済ませた。目新しい作業はないので途中の写真はない。
  集成材を寸法に切り出し、ビスケットで接合。抽斗のレールをボンドとタッカーで張り付ける。抽斗は節のない松材を使った。前板は栂の角材を半分に切り出 す。底板はベニヤ。取っ手はブラックウオールナットの端材を適当にカット。30mmのフォスナービットで穴を開けた後、卓上マルノコで整形する。抽斗の余 裕をいくらにするかはいつも悩む。両方で2mm、がたつきは出なかった。
 図面をPDFにしておいた。DownLoadからどうぞ。

魚をさばくテーブル

 釣った魚を台所でさばくのは、ちょいとやっかいだ。外なら思いっきり鱗も飛ばせると思い、ホームセンターでいろいろ物色したがなかなかいい物がない。木工を始めた頃で、作ってみることにした。シンクを探したがこれまたいい物がない。水道の下に直置きするタイプ。素材は石だと思う、重い。ステンレスのシンクが単体ではないのだ。今から思えば水漏れにあまり気をつかう必要はなかった、木でシンクを作っても良かったのだ。市販の排水ゴミ受けも付けられたし、刃物を落としても大丈夫だ。

 工作は天板を作り、足を組んだ後最後にシンクをセットする。足にはボルトを埋め込み高さを調整出来るようにする。2×4材と2×6材を組み合わせて天板を作るが、シンクの曲線に合わせて掘るのはリスクが高い。まずシンクの周り10センチくらいを現物合わせで先に作り(1)、それに左右の板を組み合わせることにした。水道工事はやっかいなので、既設の蛇口を分岐してフレキシブルパイプで繋いでいる。天板はビスケットジョインターで接合、足はネジ止め。外なのでウッドデッキと同じキシラデコールを3度塗り(2)。研ぎ台としても重宝する(3)。設計図と言うほどでもないがPDFにしておいた。DownLoadからどうぞ。

キルトスタンド

 友人の奥さんに頼まれてキルトスタンドなるものを作った。見たことがないので話しを聞きなが ら情報収集。材料は2×4とラミン丸棒でOKだろう。丸棒の2mが無かったので、やっかいだがつなぐことにした(1)。広島にあるホームセンターは木材な ど材料の品揃えで不満がある。丸棒は相欠き接ぎでつなぎ、心を出して両端を同じ方向に四角に削る。ここが溝に入りストッパー(回転止め)になる(2)。使 うところを見たことがないので、詳しくは分からないが、丸棒にキルトのベースの両端を巻き付けて、間で作業するらしい。裁縫なのでテーブルではできないわ けだ。出来上がるキルトは大作になる。足は三角形に開くよう片方を蝶番で止める(3)。開き止めは紐で調節。プリンターでシールにロゴを印刷し、もっとも らしくする(4)。ギャグでマニュアルも作ってみた。一応設計図をPDFにしておいた。Downloadからどうぞ。

ブックラック

 本棚はいろいろあるが、他の家具とコーディネートさせるのは難しい。本は増殖するから次々に買っていくと、不揃いになっていくし見栄えも良くない。新築なら壁面の一つを天井まで組み込んだ本棚も可能だし、見栄えもいい。が、今更遅い。理想の本棚を考えてみる。

  1. 本棚のデザインが変わらず供給されていること
  2. 部品が供給されつづけること
  3. 棚を自由に可変できること 
  4. 天井までの高さがあること
  5. 棚板の幅が変えられること
  6. 頑丈であること、倒れないこと
  7. 設置面積が少ないこと
  8. 取り壊しが簡単なこと
  9. デザインがいいこと
  10. 安いこと

 

 自分で作る以外にないことが、お分かりいただけると思う。そこで、提案だが、誰でも作れてサイズは自由。1日で完成。デザインがいい(見方による)、安い。壁面すべてを本棚にしたくなる、アイデア。

 答えは家具店ではなくホームセンターにある。材料は建設用足場の鉄パイプ(鋼管)、足、ジャッキ付き足、ジョイント金具、タモ集成材(厚い方がよい)、ペンキ(黒アクリルスプレー)。ロゴは自分流で。

フラワースタンド

 米栂(つが)。雑誌では2×4で作っていたが、ホームセンターでこの材を見つけてからはほとんどこの材で作ってる。硬くもなく、柔らかすぎない材なので 使いやすいと思います。少し軽いのは短所とはならないでしょう。2×4より一回り大きく、何より節がほとんどありません。曲りも少ないようです。耐久性は分かりません。束売りですがその都度買いに行くより安上がりです。もちろん運んでもらいます。縦にして保管すれば設置面積もわずかです。
 雑誌ではアナログ時計を組み込んでありましたが、電波時計にしました。ホームセンターやデパートで探した結果、デザインがシンプルでコンパクトなこの時計に。値段も安く手ごろだ。花瓶などを置くためテーブル面積を大きくします。部品数5点、工作としては面倒なところはないですが、溝掘りは精度が出ないので、先にテーブルを入れる溝を掘ってからテーブルを仮止めし、現物あわせで時計の背板幅サイズを決めてます。最後に転倒止めの中央足を丸棒を切ってボンドで接着。設計図はDownloadからどうぞ。

フラワースタンド2

 結婚のお祝いに、電波時計付きフラワースタンドの製作(幅350mm×高さ910mm×奥行195mm)。時計はIDEA Internationalの電波時計、www.idea-in.comホームセンターで売られていたのだが、最近見なくなった。なかなか電波時計のすっきりした、いいデザインがない。中でもこの時計は出色だと思う、必要にして最小限の面積とボタン配置、しかも安い。
 材はナラ(テーブル)、ヨーロッパビーチ(背板)、米栂(柱)、ラミン丸棒(前足)。以前に作ったものと同じ(時計の写真は上の記事フラワースタンド)、寸法は適当に決めた。部品数5点、両サイドの柱に溝を掘り、ホゾ穴を加工。接合部材は背板にテーブル。テーブルを溝に仮に差し込んでから、幅を採寸し背板の幅を決める。ミゾキリカッターは深さを正確に出せない。そこでこういう作業手順になる。ルーターならある程度は正確に出せるかも、加工が楽なので21mmのミゾキリを使う。力がかかる部分は無いので、ホゾや大入れをきつめに作り、ボンドだけでビスは使わない。組み立てはポニークランプで締めていく。木槌やFクランプでは無理なほどのきつさ。直角に配慮、今回すっかり忘れていたが何とか直角に出来上がっていた。ま、隙間無く締め付ければ加工が正確ならほぼ直角は確保できる。最後に丸棒を切り出して面取りし、3点目(倒れ止め)の足をボンドで接着。
 部材を加工し、組み立て前にサンドペーパーを#60、#120、#240、水引きして#400と順に掛けた。塗装はカシュー艶消し黒を2回塗る。適当にカシューシンナーで薄めて塗りやすくする。この塗料を使うのは刷毛跡がほとんど残らない、という点につきる。ムラのない乾いた黒になる。樹種は分からないほどの塗膜を作る。従って下地を十分整えれば樹種を選ばない。目止めも行わなかった。素人の塗装はムラになりがちなので、オイルやワックスが定番となる。たまには下地を残さない塗装もやってみたい。ただし、乾いた後でも素手で触ると脂が指紋となって残る。他の色のカシュー塗料では、ネオクリアーもなかなかよかった。塗料は大橋塗料http://ohhashi.net/shop/casu/cas1.html、艶消し黒1kgが2415円、送料は中国地方740円だった。カシューシンナーはホームセンターでも買えるが、カシュー艶消し黒を置いている店は近所にはない。

 

アトリエキャビネット

 絵の道具(アクリル、水彩)を入れるキャビネット。余った集成材で作った。すべていも接ぎ。どうせ汚れるので塗装はなし。抽斗(ひきだし)2個、下段はコンプレッサーやタンクを置く。コンプレッサーに電源を入れるために、外側にスイッチ を付けた。ピースのスタンドは鬼目ナットの埋め込み。抽斗のレールはコの字型の金属(軽天の材)。市販のステンレス製ベアリングレールはスムースだが、取り付けがシビアで価格も高い。抽斗の把手と側面のバーは中古。かさばる道具もきれいに収まる。片付けが面倒だと、絵を描くのも億劫になる。なんでも、すぐ やれることが肝心だ。キャビネットはそのまま押して左のテーブル下に収納する。絵を描くのも工作も同じ場所(汚れてもかまわない)で行う。

木工小物キャビネット

 木工での小物は相当な数になる。道具と材料、ビスや金具。いつも整頓し取り出せるようにしておかなければ、仕事ははかどらない。特に電動工具の専用工具類は数も多いし、きちんと分類しなければどれがどの電動工具のものか分からなくなる。材は2×4材で十分、抽斗は1×4材、脚立や時に卓上丸鋸など電動工具の台も兼ねるので頑丈な作りにする。毎回作り方はいろんな方法を試す。作れるチャンスは多くはないので、常に新しい方法に挑戦する。今回はあられ組み、天板を組むとき長さの違う材を、互い違いに組んではめ込むことにした。2×4は面取りを全て取り除く。写真1のクランプは板接ぎ専用のクランプで、 前後だけでなく上下にも力をかけられる。オフ・コーポレーションにて購入。ビスケットジョイントで接合。写真 2は組み上がったもの、上下で2枚作る。写真3は側板、溝を掘ってベニヤをいれ、天板と接合する切れ込みを入れる。写真4は組み上がったところ、抽斗の桟 を打っている。写真5、抽斗を組む。底はベニヤ、側の板はいも接ぎでボンドを塗ってタッカーで止める。前板を張れば出来上がり。写真6、背板を張るための桟を付けている。桟は前側にも付ける。ボンドとネイラーで止める。前後は力がかからないので大丈夫。天板のビス穴はダボ埋め。キャスターで移動できるようにした。場所も取らず、意外と便利。塗装はなし。あくまで作業場仕様。設計図というほどでもないがPDFにしておいた。Downloadからどうぞ。